冥府蜘蛛さんの最近の活動が載っているかもしれないし、載っていないかもしれないブログです。
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いつも冥府鉄を楽しんでいただいてる方、そうでない方、
ご来訪ありがとうございます(挨拶)
自分はそんなつもりはなかったのですが、
VXのアニメ描写でそこそこ高い評価を授かってるみたいで、
うれしい限りです。
実際はまだぜんぜん詳しい人に比べたらまだまだなのですが、
いろいろ知りたい方もいるようなので、
これから知ってる範囲で、
ちょこちょこツクールVXのアニメについても書いていきたいと思います。
えーっと、そんなわけで、
私なりのVXの長所、短所をまとめよーかなーと思ってる次第で、
別に知りたくない人もどォーでもいいよという人もいると思うので、
「知ったよォーな口をきいてるんじゃあないぞ、
このちっぽけなダメ蜘蛛がァー!」
という方はどうぞブラウザバックしてくださいまし。
今回はVXのアニメ仕様やエディット画面の長所や短所を書いていきます。
解決策とかは、また次の機会かな。
ここで終わるかもしれないがな!
VXのアニメ仕様の長所と短所
長所:
- フレームレートが15なのでフレームの設定が少なくてすむ(楽)。 ※1
- 加算表示ができるので、エフェクトを透過できなくても綺麗に表示できる。 ※2 ※3
- ひとつのアニメに192*192pxのセルを5*20を2セット(最大200セル)用意して使用できる。 ※4
- 1セルにつき、800%まで拡大表示ができる。
- 左右反転や、360度回転などの表示ができる。
- 不透明度を0~255の数字で指定できる。 ※5
短所:
- フレームレートが15なので、繊細なアニメ描写には向かない(ゆっくり動かすときはガクガクする)
-
最大フレーム数が200なので、
それ以上の長いアニメを作るときはコモンイベントやスクリプトなどで設定しなくてはならない -
仕様上は最大200セル使用できるが、
本気でそれをやると画像読み込みが重くなる(960*3840pxのファイル2個になるため) -
実際1セル800%まで拡大表示できるが、
800%まで拡大したセルを4枚くらい加算表示するとすっごい重くなる。 - 1フレームにつき、16セルしか使用できない。
- 192*192px以上の大きな画像を1枚のセルで用意できない。
VXのアニメエディット画面の長所と短所
長所:
- フレームのコピー、カット、デリート、挿入がショートカットキーで操作できる。
- フレーム補完機能によって、透明度、位置、セルパターンを特定セル間で等間隔に設定できる。
- セルの一括設定で複数フレームの同一セル番号のセルを同時に操作できる。 ※6
- 全体スライドで複数フレームをpx単位でX方向、Y方向にスライドできる。 ※7 ※8
- 十字キーとか左クリックで8pxずつ動かせるので大まかな設定をするとき楽。
短所:
- セルの中心を画面の端より外に配置できない。
- 3枚以上セルが重なったとき、一番下のセルが動かせない。
- デフォルトで8pxずつ動いてしまうので繊細な設定をするとき面倒。
-
エディット画面のプレビューと実際のゲーム画面の映像が違う。
(どうみてもエディット画面ではセルが重なってるor離れてるのに実際にはくっついてたり) -
フレームの補完を行ったとき、間のフレームで同じセル番号のセルがない場合、
勝手にいらないセルを各フレームに入れる。
エディット画面での操作ショートカット一覧
- フレームリストやセルを選んで、Ctrl+Cでコピー。
- フレームリストやセルを選んで、Ctrl+Vでペースト。
- フレームリストやセルを選んで、Ctrl+Xでカット。
- フレームリストやセルを選んで、Deletで削除。
- フレームリストでCtrl+Deletでフレームを削除して詰める。
- フレームリストでInsertでフレームの挿入。
- Shiftキーを押しながらセルを左クリック&ドラッグでフレーム全体のセルを移動。
- Altキーを押しながらセルを左クリック&ドラッグで1px単位のセル移動。
- Ctrlを押しながらセルを左クリックで重なり合ったセルの一つ下にあるセルを選択。
- セルを選んでPageUpでセル番号を下げる。
- セルを選んでPageDownでセル番号を上げる。
用語とか
※1 フレームレート:
1秒間にいくつフレーム(絵)が入っているかということ。fpsともいう。
フレームレートが15ということは秒間15枚。つまり約0.07秒に一枚絵が変わる。
※2 加算表示:
下の画像のピクセル値に上の画像のピクセル値を加算して表示する描画表示。
黒(000000)は透明になり、白(FFFFFF)は下の色と重ねると白っぽく(明るく)する。
反対に減算表示というのもある。
※3 透過:
ここでは背景透過のこと。
実際の画像は192*192の正方形だが、キャラクターやエフェクトの背景を透明、
または半透明にすることで、キャラクターだけを画面に表示する。
※4 セル:
一枚の絵の素材。セルをいくつも組み合わせて重ねることで、
フレームという大きな画用紙が完成する…感じ!
※5 不透明度:
透明度の反対。255で完全に不透明。0で透明。
※6 セル番号:
1フレーム内のセルの番号。基本的に大きい数字のセルが上に重なる形になる。
※7 px:
ピクセル(pixel)の略。1px=1ドット。
※8 X方向、Y方向:
横(X)と縦(Y)のこと。
何でアルファベットかですって? 手書きのときに楽だからかなぁ……
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感想としましては、
•1フレームにつき、16セルしか使用できない。
•192*192px以上の大きな画像を1枚のセルで用意できない。
•セルの中心を画面の端より外に配置できない。
•エディット画面のプレビューと実際のゲーム画面の映像が違う。
(どうみてもエディット画面ではセルが重なってるor離れてるのに実際にはくっついてたり)
こちらが「仕様ゆえにどうやっても変更出来ない」というタイプのへヴィな短所だと感じましたが、他の短所が「すげぇ面倒ではあるけど、プログラムor労力で何とかならなくもない(無論、ものっそい大変だとは思いつつ)」といった感じだと解釈しました。
思っていた以上にVXアニメエディタはすごく洗練されてるんだな…と感じました。
ツクール恐るべし…!(192×192より大きな画像が使えないのが相当キツイとは思いつつも)
便利なショートカット機能についての解説もありがとうございます!!!本当に感謝っ…!圧倒的感謝っ…!