冥府蜘蛛さんの最近の活動が載っているかもしれないし、載っていないかもしれないブログです。
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陰陽鉄/有頂天作者録・デイズep3
Diese Geschichte ist Fiktion
doch deswegen ist nicht alles an Ihr erfunden.
《意訳:ツイッターを元にした、
作者録という名の酷い自演と捏造、
一部、【ニャーン】な性的、暴力的シーンが続きますので、お気を付けください》
────夕飯を終え、私が家に着くと、
一枚の写真、そして、メモリーカードがポストに入っていた。
写真には綺麗な文字で、一言、
あの惨劇を、私は生涯忘れることはできないだろう。
陰陽鉄/有頂天作者録・デイズep3 ベザ×プラルート3 最終日「犠牲」
doch deswegen ist nicht alles an Ihr erfunden.
《意訳:ツイッターを元にした、
作者録という名の酷い自演と捏造、
一部、【ニャーン】な性的、暴力的シーンが続きますので、お気を付けください》
────夕飯を終え、私が家に着くと、
一枚の写真、そして、メモリーカードがポストに入っていた。
写真には綺麗な文字で、一言、
──────「見た方がいい」と
それだけ書いてあった………… あの惨劇を、私は生涯忘れることはできないだろう。
────キャプテン・プラティ
陰陽鉄/有頂天作者録・デイズep3 ベザ×プラルート3 最終日「犠牲」
………………………………
……………………
…………
写真自体は、メッセージ以外には、あいつの気持ち悪い顔だけだった。
自室のパソコンでメモリーカードの中身を見ると、
中には、ムービークリップが一つだけ。
内容は……例の「アイツ」が、ベッドの中で一人、切なそうな呻き声をあげて、蠢いている姿だった。
プ「なにこれ……またあいつ?
自分のオナニーの映像送りつけてくるなんて、ホントにどうかして……」
そこまで独り言いかけて、私は気づいた。
彼女が映っている場所……
シーツにくるまり、情事に耽っている場所────
その場所────
私は弾けるように振り向いた。
私はこの場所を知っている。誰より知っている。
家具の位置、調度品の位置、棚に置いてある人形の位置……
映像の中の背景と、瓜二つの光景が、眼前に広がっていた。
血の気が顔からすーっっと、引いていくのがわかった。
ベッドのシーツは綺麗に整っている。
荒れた様子はない。
たたまれた洋服が、整然と収納されている。
いつも通りだ。
息遣い、「アイツ」の荒い呼吸が、高級スピーカーから聞こえてくる。
「ひィっ!!」
バンッ!
ガシャァン!
バリッ!ブチブチブチ!!
ゴドドンンッ
カエルのような悲鳴をあげて、
私は、思い切り脇机をパソコンに投げつけていた。
ケーブルが千切れ、
開封してない買ったばかりのゲームがバラバラになって、
ディスプレイが、壁紙を引っ掻きながらデスクから落ちた。
それっきり、パソコンはうんともすんとも言わなくなった。
自分でもびっくりするような音がした。
それが私を冷静にさせてくれた。
|>いますぐ、逃げなくては!
鍵をかけておけば大丈夫だろう
ピッ
留守中に、なんの痕跡もなくこの家に侵入した奴だ。
鍵なんて何の意味もない。とにかくここから逃げ出さなければ。
急いで支度しないと
|>まずは誰かに……
そんなことよりおっぱいだ!
ピッ
支度をしようと、お気に入りのバッグを手にして、はたと気づいた。 これだけ用意周到な奴が、私の荷物に何も仕掛けないなんて、あり得るだろうか?
楽観的すぎる。
こうなったら携帯も信用できない。
一体いつから準備していたんだろう?
今着ている物にも、何か付いているかもしれない。
私は急いで蔵に向かった。
鍵を開け、中に入る。
ここには長いこと入っていない。
最後に入ったのは小学生くらいのころだろうか。
家の者も、ここには滅多に入らない。年末年始の大掃除くらいだろうか。
埃っぽい床を、足跡をつけながら歩く。
蔵の一番奥。
埃を一層多くかぶった、
使わなくなった大きなテーブルクロスを広げる。
……これなら心配ないだろう。
すぐさま服を、下着もあわせて全部脱ぎ、
ハサミでばっさり切ったテーブルクロスを体に巻きつけ、安全ピンでとめた。
財布は持っていけないが、財布の中の現金は、日々流動してるから安心だろう。
入っているお札を掴みだすと、慎重に玄関から外をうかがい……(たぶん、誰もいない。安全だろう)
そして、全速力で、夜の街に飛び出した。
*******************************************************************************
ベ「プラティーさーん、あけてー(玄関)
そろそろホンモノの私に会いたくなったんじゃないですか?
写真やムービーじゃガマンできなくなった頃ですもんね!(笑顔)
……? いるはずなんだけどなぁ……?(手元のスマートフォンを見つつ)
……あれ? (ガチャ)鍵……あいてる……?
プラティさん?
プラティさん……どこ……?
どこー…………?
いない……プラティさん……(散らかったプラティさんの部屋を見回して)
…………
……………………
………………………………
そっかぁ、プラティさん、うっかり下着もつけないで出かけちゃったのかぁ。
おっちょこちょいさんだなぁ。お財布も忘れてるし……。
きっとなにかよっぽどのことがあって、
急いで出かけたんだなぁ。お父さんかお母さんでもケガしたのかな……。
……さみしぃなぁ……。プラティさんがいないなら、私も帰ろうかな……」
松「ふぁー。しごと終わり終わり~♪ はやく帰って氷雨ちゃんに甘えよ~ぅ♪」
ベ「……おなかすいちゃったな……。
うん、トロピカルパフェはデザートだ。今日は牛丼。うん、牛丼食べよっと」
*******************************************************************************
▲「へぇ、それはたいへんだったねぇ」
プ「笑い事じゃないよ! そのあとすぐ、普段使わないお店で服を買いそろえて、
新しい携帯電話、買って!!」
▲「かんがえすぎだよー。
冥府蜘蛛ちゃんがそんなことできるわけないじゃないかー。
きっとたまたま似たような部屋の間取りでさ……」
プ「あれは私の部屋だったよ!!(机バン」
▲「じゃ、じゃあさぁ、そのメモリーカード、見せてよ」
プ「……あ」
▲「おいてきたの?」
プ「あ、あんなことがあったんだから、そこまで頭が回らなかったの!
きっといまごろ天狗警察が行ってるから、明日には確認できるよ!」
▲「ふぅ~ん……」
*******************************************************************************
ベ「……ふぅ……プラティさん、どうしてるかなぁ……」
松「…………」
ベ「ねぇ、どう思います? ねぇ? ……? 答えてくださいよ」(バチィ)
松「あ、ぎゃぁ……ッ!!」
ベ「……う~ん、もうちょっと実験のデータがほしかったんですけどね。
この場所、この時間、人があんまりいないから、
プラティさんと外でデきる場所のスポットにしようと思うんですよね。
どのくらい声出しても平気か、調べたかったのに……
こんなに早く壊れちゃうなんて……
物騒なモノ持ってるから、もうちょっと頑丈だと思ったのに……」
松「……あ、あ……あ……たすけ、……たす…………」
ベ「このビリビリするの、ヒトの体を通すと、
……………………
…………
写真自体は、メッセージ以外には、あいつの気持ち悪い顔だけだった。
自室のパソコンでメモリーカードの中身を見ると、
中には、ムービークリップが一つだけ。
内容は……例の「アイツ」が、ベッドの中で一人、切なそうな呻き声をあげて、蠢いている姿だった。
プ「なにこれ……またあいつ?
自分のオナニーの映像送りつけてくるなんて、ホントにどうかして……」
そこまで独り言いかけて、私は気づいた。
彼女が映っている場所……
シーツにくるまり、情事に耽っている場所────
その場所────
私は弾けるように振り向いた。
私はこの場所を知っている。誰より知っている。
家具の位置、調度品の位置、棚に置いてある人形の位置……
映像の中の背景と、瓜二つの光景が、眼前に広がっていた。
血の気が顔からすーっっと、引いていくのがわかった。
ベッドのシーツは綺麗に整っている。
────それが逆に不気味だ。
私はタンスを開けて、衣類を調べてみる。荒れた様子はない。
たたまれた洋服が、整然と収納されている。
いつも通りだ。
そんなハズはない。
映像の「アイツ」は、タンスを開けて、下着に顔を押しつけはじめた。息遣い、「アイツ」の荒い呼吸が、高級スピーカーから聞こえてくる。
「ひィっ!!」
バンッ!
ガシャァン!
バリッ!ブチブチブチ!!
ゴドドンンッ
カエルのような悲鳴をあげて、
私は、思い切り脇机をパソコンに投げつけていた。
ケーブルが千切れ、
開封してない買ったばかりのゲームがバラバラになって、
ディスプレイが、壁紙を引っ掻きながらデスクから落ちた。
それっきり、パソコンはうんともすんとも言わなくなった。
自分でもびっくりするような音がした。
それが私を冷静にさせてくれた。
|>いますぐ、逃げなくては!
鍵をかけておけば大丈夫だろう
ピッ
留守中に、なんの痕跡もなくこの家に侵入した奴だ。
鍵なんて何の意味もない。とにかくここから逃げ出さなければ。
急いで支度しないと
|>まずは誰かに……
そんなことよりおっぱいだ!
ピッ
支度をしようと、お気に入りのバッグを手にして、はたと気づいた。 これだけ用意周到な奴が、私の荷物に何も仕掛けないなんて、あり得るだろうか?
楽観的すぎる。
こうなったら携帯も信用できない。
一体いつから準備していたんだろう?
今着ている物にも、何か付いているかもしれない。
私は急いで蔵に向かった。
鍵を開け、中に入る。
ここには長いこと入っていない。
最後に入ったのは小学生くらいのころだろうか。
家の者も、ここには滅多に入らない。年末年始の大掃除くらいだろうか。
埃っぽい床を、足跡をつけながら歩く。
蔵の一番奥。
埃を一層多くかぶった、
使わなくなった大きなテーブルクロスを広げる。
……これなら心配ないだろう。
すぐさま服を、下着もあわせて全部脱ぎ、
ハサミでばっさり切ったテーブルクロスを体に巻きつけ、安全ピンでとめた。
財布は持っていけないが、財布の中の現金は、日々流動してるから安心だろう。
入っているお札を掴みだすと、慎重に玄関から外をうかがい……(たぶん、誰もいない。安全だろう)
そして、全速力で、夜の街に飛び出した。
*******************************************************************************
ベ「プラティーさーん、あけてー(玄関)
そろそろホンモノの私に会いたくなったんじゃないですか?
写真やムービーじゃガマンできなくなった頃ですもんね!(笑顔)
……? いるはずなんだけどなぁ……?(手元のスマートフォンを見つつ)
……あれ? (ガチャ)鍵……あいてる……?
プラティさん?
プラティさん……どこ……?
どこー…………?
いない……プラティさん……(散らかったプラティさんの部屋を見回して)
…………
……………………
………………………………
そっかぁ、プラティさん、うっかり下着もつけないで出かけちゃったのかぁ。
おっちょこちょいさんだなぁ。お財布も忘れてるし……。
きっとなにかよっぽどのことがあって、
急いで出かけたんだなぁ。お父さんかお母さんでもケガしたのかな……。
……さみしぃなぁ……。プラティさんがいないなら、私も帰ろうかな……」
松「ふぁー。しごと終わり終わり~♪ はやく帰って氷雨ちゃんに甘えよ~ぅ♪」
ベ「……おなかすいちゃったな……。
うん、トロピカルパフェはデザートだ。今日は牛丼。うん、牛丼食べよっと」
*******************************************************************************
▲「へぇ、それはたいへんだったねぇ」
プ「笑い事じゃないよ! そのあとすぐ、普段使わないお店で服を買いそろえて、
新しい携帯電話、買って!!」
▲「かんがえすぎだよー。
冥府蜘蛛ちゃんがそんなことできるわけないじゃないかー。
きっとたまたま似たような部屋の間取りでさ……」
プ「あれは私の部屋だったよ!!(机バン」
▲「じゃ、じゃあさぁ、そのメモリーカード、見せてよ」
プ「……あ」
▲「おいてきたの?」
プ「あ、あんなことがあったんだから、そこまで頭が回らなかったの!
きっといまごろ天狗警察が行ってるから、明日には確認できるよ!」
▲「ふぅ~ん……」
*******************************************************************************
ベ「……ふぅ……プラティさん、どうしてるかなぁ……」
松「…………」
ベ「ねぇ、どう思います? ねぇ? ……? 答えてくださいよ」(バチィ)
松「あ、ぎゃぁ……ッ!!」
ベ「……う~ん、もうちょっと実験のデータがほしかったんですけどね。
この場所、この時間、人があんまりいないから、
プラティさんと外でデきる場所のスポットにしようと思うんですよね。
どのくらい声出しても平気か、調べたかったのに……
こんなに早く壊れちゃうなんて……
物騒なモノ持ってるから、もうちょっと頑丈だと思ったのに……」
松「……あ、あ……あ……たすけ、……たす…………」
ベ「このビリビリするの、ヒトの体を通すと、
結構気持ちいいかも……
プラティさんにしてあげたいなぁ……
……あ、プラティさんのコト考えてたら、また興奮してきちゃった。
やっぱりかわいいなぁ、プラティさんは……
ウフフ、あの愛しい人に少しだけ、髪の色が似てる…
この子の髪をあの人と同じ色に染めてみせたら、
あの人は驚いてくれるかなぁ?
嗚呼、プラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサン
やっぱりかわいいなぁ、プラティさんは……
ウフフ、あの愛しい人に少しだけ、髪の色が似てる…
この子の髪をあの人と同じ色に染めてみせたら、
あの人は驚いてくれるかなぁ?
嗚呼、プラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサン
プラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプ
ラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラ
ティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラテ
ィサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティ
サンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサ
ンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサン
プラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプ
ラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラ
ティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラテ
ィサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティ
サンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサ
ンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサンプラティサン
*******************************************************************************
結局、警察が私の自宅を調べたときには何もなく、
松屋さんもあの夜、行方が解からなくなりました。
でも、松屋さんはあの時間、ちょうど仕事帰りに、
この辺りを通っていたはずです。
間違いなくあいつの仕業です。犯人はあいつです!
誰か助けてください。
私、まだ死にたくないんです。命ロストがこわいんです、だから──゙──
(この先は血で滲んで読めない)
──────Normal End
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