（露骨な営業描写がありますが、特に特定の宗教への勧誘の意図はありません。
  作品の表現の一部ということで、ご了承ください）

東方冥府鉄4幕前編1節：裏

紳士達「おいおい、なんだここは？」「HPにこんなところ設定してないぞ？」
ベ「はぁーい、いらっしゃいませ～♪
  あなたたちは死にましたー。
  ここは楽園に着くまでの一時待機場所です♪
  あ、どうぞ、カラオケもありますよ。
  ただしサンホラしか入ってないがな！」

Ω ΩΩΩ＜な、なんだってー！？

紳A「お、俺、サンホラ知らないんだけど…（リアル泣
ベ「あ、大丈夫ですよ。
  ちゃんとCDやDVD、BDを販売してますから、
  知らない方もちゃんとお楽しみできますよ。
  特にオススメはこちら！
  【“Märchen”】LIVE Blu-rayでーす♪」
紳T「ふざけんな！俺は嫁とちゅっちゅするためにしか金を使わんぞ！」
紳C「そうだそうだ！」
ベ「あらあら…紳士さんたちが楽しく過ごせるようにと、
  善意で用意してあげたのに、ひどいこというんですね…
  じゃあどうぞ。お席なら用意してますよ座ってお待ちください。
  いつ出れるかはわかりませんけどね。ふふ（黒笑
紳D「ほ、他にはないのか？
  東方関連の動画で死んだんだぞ？
  サンホリとか、イオシスとか、石鹸屋とか……」
ベ「ありません（笑顔
  いいじゃないですか、新しいジャンルを開発……じゃない、開拓すると思えば」
紳N「♪～キミが～今～笑っている～まばゆい～そ～の～時代に～♪」
ベ「ほら、向こうの方、楽しそうですよ～。
  いいなぁ。私も仕事がなかったら一日中歌ってたいなぁ……」
紳A「じゃ、じゃあ、その新作のCD、通常盤を一枚……」
ベ「紳士さん……へたっぴだなぁ……」
紳A「へ、へた？」
ベ「そうですよ。欲望の解放のさせ方がへた！
  紳士さんはもうサンホラに興味を持ってる。
  だとしたら、通常盤なんかじゃ満足できっこない。
  紳士さんが本当にほしいのは、こっち……初回限定盤ですよね。
  これについてる絵本を片手に、カラオケでぱーっ！……って唄いたいですよね？」
紳A「……そうだな……」
ベ「はぁい！　限定盤一枚お買い上げ～！！
  ……となったら、せっかくのCD……一級のオーディオルームで楽しみたいですよねぇ……？」
紳A「……（ｺﾞｸﾘ
紳D「お、俺も買うぞ！！」
紳H「じゃ、じゃあ俺も！！」
紳E「モノ売るってレベルじゃねぇぞコレ！！」
ベ「はぁい、押さないでくださぁい！
  たくさんありますから～。でも無くなっちゃったら、ごめんなさいね～」
紳T「ち、ちくしょう、じゃ、じゃあ俺も……」
ベ「どうぞどうぞ♪」

こうして、カラオケボックスの夜は更けていくのであった……